ドローン事前登録制度について
皆様、こんにちは。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
今回は昨年から事前登録が始まりました、ドローン事前登録制度について少しお伝えできればと思います。この制度の背景については以下のように記載されています。
近年、無人航空機(ドローン・ラジコン機など)の利活用が急増している一方、事故や、無許可で飛行させる事案が頻発しています。このような状況を踏まえ、航空法改正に基づき登録制度が施行されます。
この法改正によって、2022年6月以降、無人航空機の登録が義務化され、登録されていない無人航空機を飛行させることはできなくなります。(引用元:国土交通省HP https://www.mlit.go.jp/koku/drone/ )
では、登録をする際には何を用意しないといけないのか、どのように進めていけばいいのかを簡単にご説明します。
まず初めに勘違いが多くあると思われるDIPSで登録ができるかということですが、現状(2022年1月現在)はできないようですのでご注意ください。無人航空機登録ポータルというところから別のアカウントを作成しなければなりません。ここでアカウント作成に必要なものが個人所有である機体であればマイナンバーカードによる認証、運転免許証・パスポートの顔認証、本人確認書類の郵送による本人確認を行います。企業所有の機体であれ「gBizID」というものが必要となります。 (gBizID の詳細はこちらから https://gbiz-id.go.jp/top/)
色々と本人確認のための手段は用意されていますが、それぞの登録方法で手数料が変わります。また、手間もかかります。マイナンバーカードによる認証と gBizID でのオンライン申請が最もスムーズで手数料も安く抑えられます。 以上の本人確認書類、または企業情報のわかるものがそろえばあとは登録をしてドローン本体に記載されている製造番号(機体によって記載場所が異なりますので予めご確認ください。)などをフォームに入力していけば完了です。
登録申請が遅い、次の画面にいかない。という声がネットにあがっております。それは登録申請の画面までいったのちに最終的な確認をできていないからです。フォーム入力を完了し登録をすると最後の方に以下のような画面が出てきます。
この画面が出たのを確認したら、 この画面は消さずに新しいタブを開いてメールをご確認ください。国土交通省航空局無人航空機登録制度担当からメールが届いているはずですのでそちらをご確認いただき、メールアドレスの認証を行ってください。そうすると申請が完了されます。再度、ポータルにて手続きの済んでいる情報をご確認いただき、機体の登録番号をテプラなどでシール加工をしていただき機体に張り付ければ完了です。
以上が、ドローンの事前登録に関することでした。是非、参考にしてみてください!!